ようこそテクノおじさんホームページへ!(2022年1月1日号)

新年のご挨拶。年賀状です。年賀状イメージはここ
新年あけましておめでとうございます。この2年間コロナウィルスのため窮屈な思いをしてきましたが皆さんお変わりはありませんか?
在宅時間が長期にわたったため趣味である色々な電子工作、プログラム作成、家庭の通信環境の改善などを行いました。
このホームページは皆さんにこれらの状況をお知らせするために開設しました。内容は技術アイテムその他に及びます。
よろしければ内容をご覧ください。
このホームページについて
このホームページはWindows版Apache(アパッチ)で構成しています。光回線にはyamahaルータを使っていますので
ヤマハのDNSが無料で利用できこれを有効活用しています。HTMLファイルは専用のホームページビルダーなどのエディターを
用いず「桜エディタ」「CodePen」などを使って編集しています。したがってProが作った立派な画面ではないですがご容赦願います。
最近のトピックス
  • 電気自動車(EV)の動向についての疑問
    最近地球温暖化対策としてEV導入が叫ばれています。しかし1990年代にEV開発、ハイブリッド車などの電動化開発が
    実施されたのは省エネと排気ガスのクリーン化が主目的でした。確かにEV化はその両方に有効ですが仮にすべての車両を
    電動化したら二酸化炭素は減るのでしょうか。化石燃料を使って発電する以上二酸化炭素の劇的な減少は望めません。
    一方、原子力発電にすべて置き換えるのはその危険性が問題視されているため実現は困難ではないかと思われます。COP26でも
    あえてここに触れてはおりません。COP26は具体的にCO2削減のビジョンを示さない限り意味がないのです。石炭火力を
    削減目標としても削減した分をどのような形で補うかのビジョンがないのです。日本はCO2削減に消極的だ、すべて自動車をEVに
    することに消極的だとグリーン団体にたたかれています。しかし彼らはただそうすればすべて解決されると思っているだけで現実的な解など
    考えていないのです。本来炭素固定の技術がまず議論されるべきです。炭素固定とは炭酸ガスを大気中に放出するのではなく種々の
    形態で固体化することです。植物による光合成、炭酸カルシウムなど炭酸塩生成、などです。いづれもこのためのエネルギーが必要ですが
    火力発電所なら発電時のエネルギー、あるいは太陽光などの自然エネルギーを使います。
    地球に降り注ぐエネルギーの概数を見てみましょう。1.37kW/m^2のパワーで太陽光が地球に到達すると仮定すると地球に到達するパワーは
    約1.75x10^14kWになります。仮に大型発電所1基あたり100万kWの発電能力があるとするとこれは1.75x10^8(1億7500万)基に相当します。
    ただし雲による反射などを考慮して30%が利用できると仮定すれば4800万基となります。兎に角膨大なエネルギーが降り注いでいます。
    この太陽エネルギーは光、風力、水力(位置エネルギー)、海洋波、海水温、潮流など形を変えて利用可能なエネルギーとなっています。
    また太陽エネルギーのほかに地熱や潮汐力もエネルギーとして利用可能です。もっとも潮汐力を利用すると月が地球から離れてゆき
    地球の自転が不安定になることが危惧されますが。
    COP26では具体的に自然界のエネルギーの利用方向を示さなくてはならないと考えます。一例として居住、農耕などに適さないが晴天率が圧倒的に
    高い砂漠の太陽光利用はすぐにでも可能です。これだけでも石炭火力発電所数千~数万基に相当する発電が可能です。

  • 最近のPC事情
    私のPCはインテル第五世代のCorei7 5820kに16GBメモリーを搭せたものですでに10年ほど前のマシンです。それでもパワー不足を
    感じたことはありません。ところが最近ではAMD Ryzen 5000番台Intel第12世代ともに私のマシンの5倍ほどパフォーマンスインデックスを
    持つようなマシンになっています。価格も高く一台のPCを組むのに20万円ほどになります。マシンを更新するのなら次は第12世代のCorei3か
    Corei5を使う安価なPCかな?Corei3でも今の私のマシンより高性能になるでしょう。一方最近グラフィックボードのNvidia RTX1060が
    故障してしまいました。おそらくGPUのボールグリッドアレイの一部の半田がはずれたものと思います。そこで見よう見まねでリフローを試みましたが
    見事に失敗し壊れました。中古を探しましたが昨今の半導体不足のせいかグラボの値段の高いこと。仕方なく岡崎のハードオフで中古のAMD RadeonRX560を
    購入しましたがドライバーがいまいち。やはりグラボはNvidiaが良いですね。
    OSではWindows10からWindows11に替わろうとしています。しかし私はしばらくはWindows10を使い続けるつもりです。なぜならWindowsというOSは
    とてつもなく巨大なOSになっておりますがそれでも最近のWindows10の動作は安定しているからです。Windows11の課題が見通せない状態では
    Windows10の継続使用が賢明とみております。それにWindows11ではメモリーが16GBくらい必要との情報もあります。Intel,Microsoftはますます
    旧式のPCを駆逐しようと企んでいます。ちなみに私の所持するPCは全てWindows11のインストール要件を満たしておりません。このようなPCでも
    強制的にインストールは可能です。ご参考まで。

  • スマフォとPCの違いおよびセキュリティ
    最近はスマートフォンユーザーはPCユーザーよりもはるかに多いのではないかと思われます。確かにスマフォは便利なのですが個人的には嫌いです。
    その理由は以下のようなことからです。・ソフトウェア(スマフォの場合アプリという)がキャリア(Docomo,AU,Softbankなど)が押しつけで入れている
    いわゆるゴミアプリだらけでしかもデリート(完全消去)できない。これらのアプリが常駐するためメモリーを圧迫し電池の消耗も早い ・スマフォの
    ハードウェア構成はPCと異なりいわゆる汎用CPUではなく通信、画像処理、カメラ処理、OSなどが分担化された複数のプロセッサーからなりしかもこれらは
    SOC(System On Chip)呼ばれるシリコンチップ上に書き込まれる。したがって一度構成したシステムは簡単にはPCのように変更できない。 ・SOCの構成上
    例えばAndroidのバージョンアップは通常新しい機種で提供され旧型機ではバージョンアップはできなくなるのが通常。 ・したがって旧機種ではアプリが
    どんどん使えなくなり3年程度使えばお蔵入りになる。 ・スマフォではデータが常に監視されていると思われる。私はかのHuaweiのシムフリースマホを
    2台所持しているが写真データは知らない間にHuaweiのクラウドに入っていた。中国製品は危ない。・スマフォアプリのLINEを使う人は多い、しかも公共機関
    までがLINEを公式に使おうとしている。これはまことに危ないと思う。韓国、中国にサーバーをおけば国家組織から見られてると思わないといけない。
    私はLINEは使っていない。もっと国が日本版LINEのようなアプリの普及をまじめに考えるべきである。 ・PCの場合も全く安全とは言えないがマイクロソフト、
    グーグル、アマゾンなどの安全性はこれまでの経験から高いと思う。一方スマフォやPCでWish,AliExpressなど米国、中国の激安サイトで買い物するのは危険を
    伴うと思った方がよい。いつ自分のクレジットカードが他人に使われるかわからない。海外サイトでの買い物はクレジットカードより安全な支払方法で決済
    するのが常識らしい。 ・私の自宅に設置したルータはVoIP機能があり、IP電話のSIP機能の脆弱性を狙ったBot(Robot)攻撃が頻繁にある。そのため
    無防備で使っていると電話機能がダウンした。これらの攻撃はほとんど海外サーバーからの攻撃であるため日本国内のサーバー以外のアクセスをすべて拒絶する
    コマンドを追加している。またアマゾン、メルカリ、ヤフー、楽天などを騙る詐欺メールは頻繁に来る。日本語が変なメールはそれとなく判断できるが完璧な
    日本語の場合は詐欺メールと見分けるのが難しいものもある。このためセキュリティソフトは必須であろう。かなりの確度で迷惑判定をしてくれる。とにかく
    ネットの世界はとても危ないと思った次第です。
  • Made in China 製品の品質
    アマゾンでマイコン関連の製品を購入することがあります。特に安価なのがマーケットプレイスに出品されています。マイコンボードなどは純正品の価格の
    半額くらいで購入できます。発注すると届くまで20日程度かかります。中国から送られてきます。このような製品の品質には気を付ける必要があります。
    まず偽物がある。激安のスマフォはほぼ偽物。WiFi関連の製品は日本で使うための技適なし。LAN関係の製品はMACアドレスなし。激安USBメモリー、SDカード、SSDは
    偽物および耐久性なし、マザーボードは説明書なし、チップセットは中古品使用、BIOSバージョンアップサービスなし、BIOSライセンス料払っているのか疑問。
    小物部品のパーツにも偽物多い。コンデンサ類の耐久性が低い。電源投入と同時に焼損。「QC Pass」の印字は無意味。出荷時チェックしてない不良品を
    送られたこともある。などなどです。でも回路の勉強やプログラムの練習にはGoodです。やりたい放題のMade in China です
  • ディジタル化について
    国はディジタル化推進に力を入れてます。マイナンバー、証明書、役所の事務業務などが対象でしょう。確かに便利になることは間違いないでしょう。
    ただ課題もたくさんあります。私は個人事業主として毎年確定申告を行っています。申告はe-taxを利用しています。e-taxを始めるにはまず
    マイナンバーカードが必要でe-tax用に登録が必要です。まずこの手続きがが結構分かりにくい。マイナンバーカードには4個のパスワードが
    設定されれいますがなぜこれだけ必要なのかわからない。e-tax利用の際毎回パスワードの記録帳を開くことになります。本来パスワードは本人確認の
    ためのものだから一個でよく補足として電話やメールによる本人追加認証をすればよい。銀行などネットバンキングはすでにこの方法を採用しています。
    国または地方自治体のディジタル化がe-taxと似たようなものになれば使う人は増えないでしょう。また国、自治体のポータルサイトの完成度の低さも
    課題です。例えば国税庁のホームページも大変分かりにくいです。自分の知りたい項目を見つけるのに一苦労します。市のホームページも似たようなものです。
    誰が企画してソフトを発注し誰が評価したかが問われるような出来栄えです。Google,Amazon,Yahoo、楽天、faceBookなどのホームページ構成は流石によくできています。
    企画担当者はこれらを学ぶべきです。最も問題なのはよく考えないで業者に丸投げ発注していることだろうと思います。また受注元の業者はさらにほかの業者に
    発注しています。これでは使いやすいシステムにはなりません。今一度「国民が使いたくなるディジタル化とは何か」を考えてほしいものです。

  • 最近使っているPC,インターネット関係の便利な機能

    (1)グーグルドライブを用いた巨大ファイルの送付
    例えばAさんに10GB程度の巨大データを送りたい場合があったとしましょう。「情報宅配便サービス」などの無料サービスがありますが機密漏洩が心配で
    使う気になりません。そこで考え付いたのが今使っているグーグルアカウントのほかにもう一つ送受信専用のアカウントを設定します。このアカウントで
    管理されるグーグルドライブを利用します。15GB程度のファイルなら無償で転送できます。使い方は、まず相手に転送したいファイルをグーグルドライブに
    アップロードします。さすがにグーグルのアップロードの速さは秀逸です。次に転送したい相手にメールします。メールで転送用グーグルアカウントのURLと
    ログインパスワードを知らせます。相手の人はGoogleChromeからゲストモードでログインしてグーグルドライブにアクセスしファイルがダウンロードできます。
    送り側は1日程度で削除すれば漏洩の心配は回避可能と思います。みなさんも一度トライされてはいかがでしょうか。
    ゲストとしてログインする方法はここ


    (2)グーグルデスクトップ
    Windowsリモートデスクトップが有名ですがグーグルにもリモートデスクトップ機能があります。外出先からでもアクセスできます。グーグルデスクトップを
    設定したPCを自宅に常時ON。状態にします。一方外出先でクライアント機能を設定したPCを用いて自宅のPCのデスクトップ画面が表示できます。条件として同じ
    グーグルアカウントでPCを立ち上げていなければなりません。したがって他人が自分のアカウントでGoogleChromeを立ち上げない限り安全です。
    Windowsデスクトップの動作は速いものではなかったのですがグーグルデスクトップは意外に速いです。自宅のパソコンPCに保管されたデータにアクセスが
    可能になります。ご参考に。GoogleRemoteDeskTopはここ

    (3)ネットボランチ電話
    ヤマハのVoIP機能を持つルータを購入すると050のIP電話やヤマハのネットボランチ電話が利用できるようになります。最近050電話はBrastelを使っています。
    これは通話量に応じた課金です。一方ヤマハのVoIPルータにはネットボランチ電話というヤマハのルータ使用者間で使える電話があります。通話に料金はかかりません。
    この機能は個人というより小規模のオフィスの拠点間電話に使われることが多いようです。私はネットボランチ電話を設定していますが通話する相手がいなければ
    意味がありません。ということで親しい人にVoIPルータを勧めています。ネットボランチ電話

  • 5G(第五世代通信)について
    5Gの速さばかりが強調されて携帯電話各社は5Gを宣伝しています。5Gのポータブルルータを使えば家庭に光ケーブルを引く必要がないとまで言っています。
    確かに規格上速度は4Gに比べれば速いでしょう。しかし5Gの特性が発揮できる周波数帯は4Gよりはるかに高い27GHz帯です。因みに4Gは800MHz~3GHz帯域。
    4Gが広いサービスエリアなのはこの周波数帯域のためです。27Ghz帯域の電波は距離減衰が大きく実用サービスエリアは基地局から100~200メートル程度と
    思われます。広い範囲で利用できるためには基地局の数を増加する必要があります。都会では有用かもしれませんが地方都市では投資しても回収は困難と見ます。
    いまだにDocomoの800MHz帯が重宝されるのはその通話範囲の広さによるものです。一方光通信は1Gbit/s通信が当たり前のようになり今後5~10Gbit/sに
    アップされていくでしょう。まだまだ光通信の優位性は続くと思われます。
  • カメラの進化
    YouTuberを目指して日々努力しています。Youtubeのアカウントまで設定しているのですがコロナ禍でまだ投稿に二の足を踏んでいます。
    投稿のために色々な機器を調達しました。
    カメラは数年前に比べ著しく進歩しました。とくに動画性能です。数年前に購入したSonyα6000で動画を撮ろうとしたのですが手ぶれがひどくフォーカス性能も
    いまいちでとてもYouTubeには使えないと思い新しい機材を購入しました。まず持ち歩いて動画を撮るアクションカメラです。評判の良いGoProを購入。GoProは
    NHK「こころ旅」で火野正平の自転車に取り付けられているカメラです。確かに手振れ補正は優秀ですが画質がいまいち。次に買ったのが動画も撮れる一眼カメラ
    OlympusOMD EM10 MK3。画質はかなり良い。しかし被写体ターゲットのフォーカス追従性にまだ改良の余地がある。そこで次に購入したのがムービーカメラSony FRDAX40。
    手振れ補正、画質、フォーカス追従性はかなり良い。ただコロナ禍でどこにも撮影に行っていない。GoProによる動画サンプルです 機材の詳細はここ
  • インターネット接続環境を変更しました。
    ヤマハルーターNVR510でmap-e接続ができるようになりました。map-eとはパケット化したIPv4をIPv6通信で送受信する方式です。
    これによりIPv4 Over IPv6通信が実現しインターネットが快適になりました。とくにストリーミングラジオの受信では音飛びがなくなりました
    これまでヤマハルーターNVR500とRTX1200を用いてネット環境を構築していましたが残念ながらIPv6は使えるもののIPv6はIPoE接続、IPv4は
    PPPoE接続でのデュアルスタック方式でした。この方式ではGoogleのようなIPv6サイトは速いスピードで通信できるのですがIPv4サイトでは
    夜分の混雑時PPPoE接続のネックにより著しく速度が低下します。NVR500の後継機であるNVR510ではコマンドによりmap-e接続が可能になりました。
    とくにIPv6 IPoEのネットワークイネーブラーが日本ネットワークイネーブラー㈱(JPNE)の場合はそれほど複雑な設定をしなくとも設定可能です。
    興味のある方はお知らせください。NVR510のイメージはここ map-eイメージ(JPNEから引用)はここ

  • マイクロコントローラのArduinoを用いたGPS時計を作りました
    ArduinoMEGA256とI2C接続のGPSモジュール、BME280(温度、気圧、湿度センサー)、TFT表示器を使った環境測定データ付き時計を作ってみました。
    詳しくはこちら
  • マイクロコントローラのesp32を用いたWebカメラを作りました
    詳しくはこちら
  • マイクロコントローラのESP32を用いたインターネットラジオを作りました
    詳しくはこちら
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